”指す将” への第一歩、指す将に興味を持ったら最初に読む入門書
定価(本体) | 1000円 |
著者 | 砂村洋輔(ねこまど将棋教室) |
出版社 | 主婦の友社 |
発行日 | 2018年12月(第1刷) |
ページ数 | 205 |
対象棋力 | 将棋をはじめたい人 |
強化対象 | 全般 |
従来の将棋の本は入門書と言えども、
駒の動きは符号(2六歩など)という
特殊な方法で表現されていました。
ですが、この本では図面に矢印(→)を
記入することで駒の動きを表現している。
また、ページあたりの文字数が少なく、
図面を多用し、見やすくシンプルな表現
にする工夫がされています。
その分、1冊に込められている情報量は
少なく、エッセンスだけを記載している
ので具体的な手順の解説や例題は少ない。
入門書ですが、漢字に「ふりがな」がない
ので、小さな子供が一人で読むのは難しく、
高学年以上が対象と思われます。
この本は徹底した入門書です。
- 符号を使用しない
- 文字数は少なく
- 図面を多用する
- やさしい言葉
などの工夫により、
将棋を覚えるにあたっての抵抗感を下げています。
将棋を始めたいが
難しいと感じている人
が最初に読むべき本です。
初心者でも豊富な情報量を期待する読者には不向きです。
情報の網羅度 | 3.0 |
読みやすさ | 5.0 |
普遍性 | 4.5 |
子供向き | 3.0 |
総合評価 | 4.0 |
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