問題01-18(中級)
問題図(四枚落ち)で下手が定跡(じょうせき)ではなく、独自(どくじ)の戦法(せんぽう)で駒組(こまぐみ)をすすめている序盤(じょばん)の局面です。
余談(よだん)ですが、この戦法(せんぽう)はなかなか優秀(ゆうしゅう)な作戦(さくせん)じゃないですか?
さて、この局面で
どんな手が思いつきますか?
思(おも)いつく手をすべて出(だ)して、その手のねらいも答(こた)えてください。
- 答え
- 答えの例(れい):
<問題図の局面の見方(みかた)>
いろんな手がある序盤(じょばん)です。
この後どうしたいのか?
作戦(さくせん)を決(き)める場面(ばめん)です。<解説(かいせつ)>
・▲2六歩
次(つぎ)に▲3六銀と引いて2筋(すじ)から棒銀(ぼうぎん)で攻める作戦(さくせん)・▲3四歩
△同歩と取らせて▲1一角成(下図)をねらう・▲3八飛
次(つぎ)に▲3四歩からの銀交換(ぎんこうかん)をねらった手・▲5六歩
次(つぎ)に▲5五歩 ~ ▲5八飛として、5筋(すじ)の攻めをねらう作戦(さくせん)・▲6八銀
下図のように玉を囲(かこ)う方針(ほうしん)<まとめ>
この問題は序盤(じょばんせん)でたくさんの作戦(さくせん)を考(かんが)えつくための練習(れんしゅう)として出(だ)しました。みなさんは、いくつ手を思いつきましたか?